弥生元帳印刷 操作まぬある ( by yonetch 2009.3.4 ) 1. はじめに 本Excelシートは、弥生株式会社製の販売管理ソフト『弥生販売』の得意先元帳、および仕入先元帳の印刷を行うものです。以下のような趣旨で開発しました。 - 弥生販売の専用シートを使うほど、元帳の量は多くない。 - 弥生販売のA4無地での元帳はベタッとしていて一見して見づらい。 - 弥生販売のすべての項目を使用しているわけではないので、 必要な項目だけ印刷して全体の紙の量を減らしたい。 元々公開を意図したものではなかったのですが、せっかく作ったので同じことでお悩みの方もいらっしゃるかと思い(いるのか?^^;)、公開してみることにしました。 サポートは、作者のサイトhttp://www1.coralnet.or.jp/yonetch/にて行っております。ご意見、ご要望等お待ちしております。ちなみに、このシートで使用しているコードは、Excelの掲示板サイト『Excel Q&A 掲示板』(http://excelfactory.net/excelboard/)で提示していただいたものが一部含まれています。ソースの改変・再配布等自由に行っていただいて結構ですが、掲示板の方との兼ね合いもご一考ください。 【バージョンアップに際して】 2009.03.04版にて、出力項目を増やしました。弥生販売の「A4単票(横)」書式では印刷されない「規格・型番」「色」「サイズ」を印刷できます。渋々専用帳票を購入していた方(^^)、ぜひお試しください(不要な方は、列の非表示で対応できます)。 2. 動作(確認済)環境 - Excel2000(Excel2002以降での動作は未確認) - 弥生販売02, 04, 07 Professional (2001,08のデータファイルで動作したという情報あり) 【注】上記以外のバージョンの弥生販売については、環境が手元にないため確認しておりません。情報をお寄せいただけるとありがたいです。 3. 操作方法 @ 準備 弥生販売のエクスポート機能を使って、以下のファイルを作成してください(カンマ区切り形式を推奨します)。その際、すべてのファイルは同じ拡張子にし、同じフォルダに置いてください。 - 得意先、仕入先元帳 (デフォルト:Tokmt.txt、Shimt.txt) 元帳の出力開始日付は、期首残と一致させて下さい(例:残が1月の場合、 元帳は1月度から)。仕入先元帳を使用しない場合は、必要ありません。 - 期首売掛残、買掛残(デフォルト:Urzn.txt、Kkzn.txt) 仕入先元帳を使用しない場合は、買掛残は必要ありません。 - 得意先台帳、納入先台帳(デフォルト:Tokdai.txt、Nydai.txt) 納入先台帳を使用しない場合は、必要ありません。 A 設定 「設定」シートの各項目を適宜設定してください。 - データファイルパス 空白の場合は、弥生元帳印刷と同じフォルダにファイルがあるものとみなします。 データファイルが異なるフォルダに存在する場合にはここで指定してください。 - データファイル拡張子 エクスポートしたファイルの拡張子を指定します(ドット(.)を含めてください)。 弥生販売のデフォルトでは".txt"になります。 - データファイル形式 弥生販売でデータをエクスポートしたときの形式に、間違いなく設定してください。 - 元帳ファイル 得意先元帳、仕入先元帳のデータファイル名の拡張子以外の部分を指定します。 なお、スタンダード版をお使いの方は、ここで仕入先元帳を空欄にしてください。 - 期首残高ファイル 期首売掛残、期首買掛残の各ファイル名の拡張子以外の部分を指定します。 これも、スタンダード版をお使いの方は、ここで仕入先元帳を空欄にしてください。 - 台帳ファイル 得意先台帳ファイル、納入先台帳ファイル名の拡張子以外の部分を指定します。 なお、納入先台帳を使用していない場合は、空欄にしておいてください。 - 事業所名 弥生販売側で設定している、事業所名を設定してください (印刷時ヘッダー情報となります)。 - 当会計年度 自社の会計期間を設定します。弥生販売に合わせて期首日のみ入力してください (期末日は自動的に設定されます) - フォント 印刷に使用するフォント名を使用します。使用可能なフォント名を指定してください。 強調対象明細については後述します。 弥生デフォルトのファイル名で前項の各ファイルを作成し、弥生元帳印刷のエクセルファイルと同じフォルダに置いていれば、基本的に設定変更の必要はないはずです。 B 期首残高の取込 設定が完了したら、「設定」シートの「期首残高更新処理」ボタンを押します。「期首売掛残高」「期首買掛残高」の各シートに期首残高が取込まれます。また、弥生販売の方で請求先を別のコードに設定している得意先は、設定*されている方*の得意先コードが残高の横に列挙されます。なお、このときまとめコードを設定していた場合、それに合わせて期首残が設定されます(まとめコードについては後述)。 C 対象データ指定 1.「得意先元帳」「仕入先元帳」のいずれかのシートで、得意先、仕入先コードを入力、   あるいはリストから選択します。 2. 対象期間を指定します。   リストから「今月度」「当会計年度」等を選択します   (それぞれの意味は弥生販売に準じます)。また、直接日付を入力もできます。 3. 終了日付の欄で[Enter]キーを押すか、A1セルにある[集計]ボタンを押すと、   元帳ファイルが開かれ、整形動作が開始されます。 5. 印刷するかどうかについて、適宜選択します。 D まとめコード(複数取引先をまとめて印刷する) 上述のように、弥生本体の機能として請求先を他所にまとめた場合(例えば支店分は本店にまとめて請求するなど)、まとめた分は請求先の印刷のときに一括して処理されます。『弥生元帳印刷』では、この機能を独自に拡張し、任意の組合せで取引先をまとめて印刷することができます。小額取引先をまとめて印刷したいときや、逆に弥生本体でまとめ処理になっている取引先を、その一部だけ印刷したいときなどに便利です。 1. 得意先、仕入先用の、「まとめコード」シートがそれぞれありますので、対象に応じてシートを開きます。 2. まず、任意にまとめコードを決めA列に入力します。 このときコードの先頭は、必ずアンダースコア「_」で始めて下さい。 3. 次にそのコードの名称を決めB列に入力します。これは印刷の際にヘッダに   取込まれます。 4. 次にC列以降にまとめて印刷したい取引先コードを横一列で列挙します。   間に空欄はないようにして下さい。 5. 以下同様に、必要なだけまとめコードを作ります。 6. まとめコードの入力が完了したら、「設定」シートの   「期首残高更新処理」ボタンを押します。 正常に取込まれたら、期首残高シートの最後部に、今設定したまとめコードと その期首残高が取込まれていることを確認してください。 7. これで、印刷時にまとめコードが使えるようになりました。   手順C-1で、このコードを指定してください。 また、まとめコードに変更があったときは、必ず「期首残高更新処理」を   やりなおしてください。 【TIPS】上記のまとめコードは、全角文字も使用可能です。ここで、まとめコードに取引先名(の先頭にアンダースコアをつけたもの)を使い、対象に実際のコードを1個だけ指定してみましょう。すると取引先を選択するときに、(擬似的に)コードではなく取引先名を使用することができます。このとき、整形内容(印刷)のヘッダーには、このまとめコードは出力されません。 4. デザイン変更方法 @-i 通常フォント 通常行(強調表示対象以外の行)で使用するフォントは、「設定」シートの「通常フォント」欄で変更できます。ただしそのほかに、シートのスタイルで標準フォントを設定する必要があります。また、フォントサイズについても、シートの標準フォントサイズに準じます。 @-ii 強調フォント 明細内の、取引先、納入先の各欄は自動的に「強調フォント」が適用されますが、このとき使用するフォントは、「強調フォント」欄で変更できます。なお、摘要、メモ、入金伝票の備考の各欄については、強調フォントを適用するかどうかを選択できます。「設定」シートの「強調対象明細」のチェックボックスにて、適宜選択してください。 A 行幅 「設定」シートの【行幅】欄で変更します。改頁位置は自動的に追従します。 B 列幅 元帳シートの列幅を直接変更します。不要な項目がある場合はその列を非表示にしてください。 C 余白 元帳シートのページ設定を直接変更します。改頁位置は自動的に追従します。 D 網掛けパターン 縞模様に使用するパターンを変更できます。「設定」シートの「網掛けパターン」横のセルで、セルの書式設定を行ってください。ここに設定した色、パターンがそのまま縞模様に使用されます。 5. 付録 @ A4単票で出力した際の、レイアウト上の欠点、およびその改良点(作者主観です^^;) - 全体が白で、横罫線が入っているだけだと非常に見づらい ⇒ 横罫線をなくし、2行ごとの縞模様にした - 月ごとに改頁を*入れない*場合、月次計行が埋没して見づらい ⇒ 横罫線を入れた - 伝票の区切りがわかりづらい ⇒ 「納入先」「取引先」明細を強調表示するようにした A FAQ - 設定画面の操作性がわるいなぁ。 ⇒ 一度設定が固まれば、後はそうイジりませんからガマンしてください(^^; - 設定の「データファイルパス」って何? ⇒ ファイルのある場所のことです。例えば得意先元帳ファイル(デフォルトでは    tkmt.txt)のプロパティを見ると、「場所」という欄で確認することができます。    メンドウでしたら、空白に!(^^;;) - 西暦を使ってるのに、期間指定欄などが和暦で表示されるよ?   ⇒ 恐れ入りますが、初回のみ、手動で書式設定を西暦に変更してください。 - エラーチェックが甘いよ! ⇒ あまりにも使い勝手の悪い部分は改善したつもりですが... (^^;;; - サポートしてくれないの?   ⇒ いいえ、非力ながら可能な限りは対応させていただきます。    どしどしご意見・ご要望を! B 改変履歴 2003.06.09 公開 2003.09.16 備考欄印刷で「する」に設定しても印刷されない不具合を修正 2003.09.17 ヘッダーの取引先コードと名称を伝票データから引用*しない*ように修正 (伝票側で変更されている場合があるため) 2003.12.02 期首以前のデータがあった場合に、繰越がおかしくなる →2005.2.9追記:仕様です(期首残データがいつ時点のものか判断することは不可能なため)。 2003.12.02 メモ行も「摘要行フォント」を適用するよう変更 2003.12.03 同じ伝票番号の伝票が2つ連続した場合に残高式が設定されない不具合を修正 (だだし日付も同じな場合は認識できない) 2003.12.03 ヘッダーの自社名をハードコーディングしていたのを修正(ハジぃ〜*^^*) 2004.06.23 弥生販売側の年表示が「西暦」のデータに対応 2004.06.23 期首残ファイルへのリンクをハードコーディングしていたのを修正(激ハジぃ〜*^^*) 2004.06.23 エラーチェックをちょっとだけ厳密に(キモチ程度です...) 2004.06.30 西暦対応によって、和暦使用に不具合が生じるのを修正(超激ハジぃ〜*^^*) 2005.02.08 対象期間に取引がない場合、繰越のみを印刷する機能を追加 2005.02.08 取引がないときでも「印刷しますか?」の確認ダイアログが出ていたのを修正 2005.02.08 年表示形式(西暦、和暦)を自動認識するように変更 2005.02.14 取引先コードが数字のみ(英字を含まない)だと正常に動作しない不具合を修正 2005.04.08 データファイルが32,767行を超えるとオーバーフローとなるバグを修正 2005.06.30 縞模様に使う網掛けパターン、色を選択できるように拡張 2007.01.22 各伝票の明細に、*伝票の*取引先名を印字できるように拡張 2007.01.31 複数の取引先を混ぜて印刷できるように拡張(インタフェース未実装) 2007.02.02 複数取引先印刷のインタフェース仮実装 2007.02.02 取引先名印字を、複数取引先印刷時のみにするオプション追加 2007.04.19 取引先コードの大文字/小文字を無視するよう変更 2007.04.19 ヘッダー部の取引先名が長くなるとエラーになる不具合を修正 2007.04.25 弥生販売07に対応(自動判定で旧バージョンと共用可能) 2007.05.02 得意先コードの文字数を自動判定するよう変更 2007.05.08 縞模様パターン設定が正常に動作していなかった不具合を修正 2007.05.09 複数取引先指定時に、データが一部欠損する不具合を修正 2007.05.09 メモ行は通常フォントとするように変更(複数取引先印刷機能導入に伴い強調表示撤廃) 2007.05.09 取引先コードが数字のみだと正常に動作しない不具合を修正(またかよ...^^;) 2007.05.15 実行時の取引先コードチェック部動作を変更 2007.06.01 実行時の取引先コードチェック部動作をさらに改良 2007.06.01 内訳欄の名称の誤字を修正(^^;; 2007.06.01 強調フォントを使用する/しないを選択可能に拡張(摘要、メモ、入出金備考) 2007.06.07 入出金備考欄強調が正常に動作しない不具合を修正 2007.06.08 現金取引の摘要名が間違っていたのを修正 2007.06.11 複数取引先を指定したときに、一部のデータが対象外になる不具合を修正 2007.06.20 数量、単価の少数以下が正しく表示されないことがある不具合を修正 2007.06.20 税込価格の印である"*"が表示されていなかった不具合を修正 2007.06.20 伝票番号の桁数を、弥生07の場合に8桁に変更(02の場合は6桁) 2007.06.20 印刷開始日の当初残高の算出が、弥生07データに対応していなかった不具合を修正 2007.06.21 エラーチェック漏れの修正と共に、全体のコードを若干整理 2007.06.27 最終頁の印刷行数を表示する機能を追加 2007.07.05 異なる取引先で同じ伝票番号を使う伝票が連続すると正しく印刷されない不具合を修正 2007.07.09 対象データが1行だけの際にオーバーフローする不具合を修正 2007.07.17 ループ中のイベント処理(DoEvents実行)回数を1/100に削減(スピード向上) 2007.09.19 期首算ファイルのエラー処理漏れを修正 2008.01.22 納入先コードが数字以外の場合に#N/Aとなる不具合を修正 2008.02.13 取引先コードの前後に改行が入っていても処理できるように改良 2008.02.13 出力処理前のクリア領域を変更(最終行出力行数項目が消去されないように) 2008.05.13 伝票番号が整数型に収まらない範囲のときオーバーフローする不具合を修正 2008.05.27 印刷対象の最終取引日付を出力するよう拡張 2008.06.05 取引先台帳で、請求先を別コードに設定している場合に対応(暫定版) 2008.06.09 上記別コード設定対応により、仕入先元帳に不具合が出たのを修正 2008.06.12 請求先を別コードにしている取引先は、請求先コードで印刷するよう変更 2008.06.12 カンマ区切りによる複数取引先指定機能を廃止 2008.06.15 まとめ先コード対応(得意先元帳のみ) 2008.06.17 まとめ先コード対応(仕入先元帳) 2008.06.19 弥生02のデータに対応 2008.06.23 納入先コードのエラーチェック対応 2008.06.25 元帳シート以外でも整形マクロが実行されるバグを修正 2008.06.26 データパスが空白の場合、同じフォルダからデータファイルを読み込むよう拡張 2008.06.26 仕入先元帳、納入先台帳を使用しない場合、ファイルを開かないよう変更 2008.07.14 まとめコードシートに注釈。まぬある更改。 2008.07.21 取引先コード入力を、リストボックスから選択可能なように変更 2008.08.12 整形動作の実行を、ボタンクリックでできるように拡張 2008.09.10 独自まとめコードのメンバーが1個だけの場合、その正規コードの指定として振舞うよう変更 2008.09.10 独自まとめコードのメンバーが空の場合、エラー表示するように修正 2008.09.18 品名、備考等のデータが、Excelで形式変換されないように"'"(アポストロフィ)を付加 2008.10.29 まとめ請求コードを指定する時、まとめる側(例:本社)のデータがあると異状動作する不具合を修正 2008.11.13 事業所会計期間から月度期間を設定するように変更(弥生本体準拠) 2008.11.17 処理対象期間を期間名(本日、今週、当会計年度等)で指定できるよう拡張(弥生本体に似せる) 2008.12.04 11.17版が弥生02データに対応していなかったのを修正 2008.12.15 設定シートを「保護」すると、網掛けパターンの設定ができないので解除 2008.12.18 前月繰越欄の式を毎回再設定するように変更 2008.12.18 備考欄が出力され改行されるとき、単位が上の行に出ていたバグを解消 2008.12.22 「規格・型番」「色」「サイズ」を出力するよう拡張 2009.01.09 12.22版の式設定が間違っていたバグを解消 2009.02.16 弥生07以前のデータを使うと、取引先指定が効かないバグを解消 2009.03.04 まぬある整備(9.10版の、まとめコードの応用法を記載追加)